えにしんぶん6月号!!(お待たせしました。)

挨拶

梅雨に入りましたが、沿道の紫陽花がきれいですね。

さて、今月の話題は三陸で旬を迎えた「ウニ」についてです。世界で生息するウニの種類は約900近くあり、そのうち日本に生息しているウニは100種類以上といわれています。そのなかで、日本の市場で出回っており一般的に知られているウニは「バフンウニ」「ムラサキウニ」「エゾバフンウニ」「アカウニ」「キタムラサキウニ」の5種類です。三陸沖で水揚される生ウニのほとんどが「キタムラサキウニ」です。日本人に一番親しまれているウニの種類です。北海道などで水揚される「バフンウニ」と比べ、身が黄色く上品な味わいが特徴です。ちなみにバフンウニは身の色がオレンジ色をしていて、味が濃く身のひとつひとつが小ぶりなのが特徴です。また養殖のウニというものは存在しません。すべて「天然もの」です。三陸では昔からのウニ漁が盛んで、潜水服を身にまとった漁師がひとりで潜り漁を行っています。ウニの魅力は独特の味わいもさることながら含まれる栄養も魅力です。ビタミンAと同じ働きをするエキノネン、ビタミンB1やB2、グルタミン酸、血液をサラサラにする効果があるEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれていていますので、ウニを食べることで皮膚や粘膜を丈夫にし、美肌効果、滋養補給も期待できる海の幸なのです。ウニを食べて苦みや臭みを感じる方も多いと思います。それは、食品添加物の一種「ミョウバン」です。主に食品の「型くずれ」を防ぐ目的で使用される場合があり、苦みを伴う味を感じるのが特徴です。天然の生ウニは、水揚から数日経過すると溶けてしまいます。そのため寿司店などでおおくこのミョウバンが使用される場合があります。穫れたての生ウニは、臭みもなく苦みもありません。新鮮な生ウニは、口の中で溶けていくような食感と、上品に抜けて行くウニの香りが特徴です。旬のこの時期、味わってみてはいかがでしょう。

 

えにし看護師の役立つ情報のコーナー「脱水症」

 

・脱水症に注意しましょう

脱水症は夏の炎天下に起きるものと思われがちですが、梅雨の時期や室内でも多くの人が脱水症になっています。しっかり水分を摂って体調を崩さないように注意しましょう。梅雨の時期は外出する機会が少なくなり、室内でじっとしている事が多くなりがちです。直射日光による暑さを感じる事もなく、一度にかく汗の量も少ない為、少しずつ体から水分が失われていき、知らないうちに水分不足になっていきます。体の水分は呼吸や会話、排尿でも失われます。脱水症を防ぐには定期的に水分を摂る事が大切です。水分補給のタイミングはトイレに行った後、お風呂に入る前とお風呂上り、寝る前、起きてすぐに摂ると良いでしょう。水分補給にお勧めの飲み物、食べ物を紹介します。水や麦茶、スポーツ飲料などは体に吸収されやすい飲み物です。また、きゅうりやトマト、すいか、お菓子ではゼリーなどが良いでしょう。ただし、ナトリウム、カリウムなどの摂取制限がある方、心不全などでむくみやすい方は医師の指示のもと、脱水対策を行って下さい。

 

★行事もイロイロ★

6月 1日~30日  各種クラブ活動

6月  4・5日    季節の創作

6月  8・21日 ボランティア公演               

6月 14日      誕生会

6月 4日(月) ケア理容師による散髪(有料)

定員27名

 

月曜日・・・5名

火曜日・・・7名

水曜日・・・6名

木曜日・・・8名

金曜日・・・5名

土曜日・・・6名