えにしんぶん6月号!
挨拶
蒸し暑い梅雨の時期となりました。寒暖差もまだまだ激しいですが、皆様元気でお過ごしでしょうか?今日は女性が好きなサクランボの話を少し。 赤くて小さなハートの形、ほんのりとした甘酸っぱさをもつ、サクランボは、バラ科の植物で、実は初恋の味にたとえられます。国産の佐藤錦(さとうにしき)は、やや黄色がかったオレンジ色で適度に酸味があります。アメリカンチェリーは濃い赤紫色で、甘みが強いのが特徴です。サクランボの生産1位は年間約66万4000トンを生産しているトルコ。2位はアメリカ、3位はチリです。○栄養成分としての働き:サクランボの主成分は糖質で、ほかにカリウム、リンなどのミネラルとビタミン類を含みます。量的には多くはありませんが、まんべんなく含んでいるため、疲労回復や美肌づくりに役立ちます。ジーン・パーカー著『食べる薬』によると、ダークチェリーのジュースは、歯垢(しこう)形成をうながす酵素の活動を抑え、むし歯を予防すると報告されています。またミシガン大学の研究で、アメリカ産のレッドチェリーには、アスピリンの10倍のパワーをもつ天然の抗炎症化合物シアニジンが含まれていることが判明しており、痛風、リウマチ、神経痛の痛みを抑えるといわれています。なお、国産のサクランボとアメリカ産では、カロリーやミネラルはアメリカ産のほうが多く、カロテン、ビタミンCは国産のほうが上回っています。○漢方的な働き:元気を補うくだものとされ、疲労回復や消化促進に効果があるとされます。葉の汁はやけど、根の煎(せん)じ汁は回虫や蟯虫(ぎょうちゅう)駆除に用いられます。○お酒:風味がとても良いため、ドイツのキルシュヴァッサー、チェリーリキュール、チェリーブランデーなどに利用されています。 見て可愛いサクランボですが、可愛いだけでなく、思わぬ効能があるのですね!わたしも今年は食べてみようと思います。
えにし看護師の役立つ情報のコーナー
「誤嚥予防法」
「食べる」のメカニズムと簡単にできる誤嚥予防法
加齢と共に「むせる」「食が細くなってきた」「飲み込みが負担だ」と感じてきている方も多いのではないでしょうか。唾液の量が少なくなると、食べ物をしっかりと噛むことができたとしても、食べ物を滑らかに飲み込む事や消化することが困難になります。
食べ物は唾液と食べ物が混ざり合った「食塊」がうまく作られて初めてするりと喉を通るのです。加齢による筋力低下で、この飲み込む力が衰えると、喉の途中に食べ物が溜まってしまったり、うまく流れなかったりするのです。
そこで、5つの誤嚥予防法を紹介します。
①顔や首、口周辺のマッサージ:自分が気持ちいいと感じる強さで指や手の甲で筋肉の緊張を和らげます。②肩や首のストレッチ:両手を上げる、下げる、首を傾ける、回すということをすることで、飲み込みに必要な筋肉が鍛えられるほか、誤って食べ物が気管に入ってしまった時に外に出す力をアップします。③「ぱ」「た」「か」「ら」4つの音を繰り返す:口を大きく動かしながら「ぱたから、ぱたから、ぱたから」と繰り返すことで、噛む時や飲み込みに必要な口と筋肉の動きをスムーズにします。④舌の体操:口唇に沿って舌を大きく動かし、左右上下に回したり、べーっと舌を突き出したりします。⑤歌を歌う:歌う事で(立位)腹筋が鍛えられます。歌詞を読むことも嚥下訓練になります。「継続は力なり」とはよくいったものです。頑張り過ぎず、楽しみながら毎日の生活に組み込みましょう。
★行事もイロイロ★
6月 1日~30日 各種クラブ活動
6月 4日 洗濯バサミすくい
6月 8日 誕生会
6月 12日・14日 紙コップ倒し
6月 22日・23日 おやつ作り
ケア理容師による散髪は、
7月 6日(火)(予定)
利用空き状況
定員25名
月曜日・・・7名
火曜日・・・8名
水曜日・・・8名
木曜日・・・12名
金曜日・・・7名
土曜日・・・7名
発行日現在