えにしんぶん12月号!!

ずいぶん寒くなりましたね!今月は、もう冬にポピュラーとなりましたシクラメンのご紹介です。シクラメンは、北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域を原産国とし、サクラソウ科シクラメン属に属する多年草です。シクラメンの名前の由来は、球根の丸に因んだギリシャ語の「Kuklos(円の意味)」から来ています。和名は、「篝火花(かがりびばな)」。確かによく見ると、花茎の先が反り返って花を咲かせる姿が篝火によく似ています。古来は「アルプスのスミレ」と呼ばれましたが、花よりも塊茎の澱粉が珍重され、サポニン配糖体シクラミンなどの有毒物質を含むにもかかわらず食用にされていました。しかし、ジャガイモなどが流通するようになる大航海時代以後はその習慣も廃れていきました。シクラメンの種類は、地中海沿岸地方やヨーロッパ中部に約20種~30種ほどが分布しています。現在販売されているほとんどは園芸品種で、花色や花びらの形に様々なバリエーションがあります。シクラメンは元々小さな花でしたが、19世紀後半に入ってから品種改良により大型の品種が登場するようになりました。この頃の大型種は現存しておらず、現在では見ることができません。20世紀に入ると、それまでなかった赤色のシクラメンや、ロココ咲きと呼ばれる縁が波打った花を咲かせるヴィクトリアという品種が生まれました。ヴィクトリアは現存している品種で、このヴィクトリアから八重咲きの品種が誕生しています。1960年代には音楽家の名が冠されたパステルカラーの花を咲かせる「シューベルト」「バッハ」などが登場し、これらも世界に広く普及しています。

(今月の良い一言)*知恵は、慎みのある人たちと共にある。(慎みのある人は、状況に合わせて目標を調整し、達成できないことを追い求めたりはしません)

 

えにし看護師の役立つ情報のコーナー

「冬の転倒防止」

寒くなると外出などの機会が減り、筋肉も硬くなって身体を動かしづらくなります。また、寒さで膝や腰の痛みが強くなることで、いつもならつまづかないような段差でも転んでしまうことがあるため注意が必要です。

 転ばない身体づくりのためには、できる範囲で体操や運動を継続的に行うことが大切です。膝の曲げ伸ばしや椅子の立ち座り、ラジオ体操などで筋肉をほぐすと身体も動かしやすくなり、転倒予防に繋がります。

 冬は厚着になりやすく、身体が動かしにくくなります。特に厚手の靴下は足裏の感覚が鈍くなるため滑りやすく、転倒の危険が高まります。部屋を暖かくしてなるべく厚着をせず、靴下は滑り止めのついた靴下を選ぶと良いでしょう。

 屋外では、道路の白線、マンホール、側溝のふた、店の出入り口のタイルなどは濡れると滑りやすく、また雪が踏み固められた場所や凍結した道路も転びやすいため、ゆっくり焦らずに歩きましょう。大きな歩幅で歩くと重心の移動が大きくなり、バランスを崩しやすくなります。足の裏全体を地面につけるイメージで、小さな歩幅で、急がずゆっくり歩くと転倒の危険を減らせます。

 高齢者にとって転倒は寝たきり状態にもなりかねません。歩くときは、しっかりと準備運動などの対策を取っていきましょう。

 

★行事もイロイロ★

12月 1日~29日  各種クラブ活動

12月 12日     誕生会

12月 14日     冬のイントロクイズ

12月 20日     お手玉のせ

12月 23日     つまんで外して

12月 25日     クリスマス会

12月 28・29日  忘年会

ケア理容師による散髪は、

1月 9日(火)(予定)