えにしんぶん9月号!!
挨拶
今年も残暑が厳しいですが、朝夕はめっきり涼しく過ごしやすくなり秋の近づきを感じます。さて、今月の話題は、秋の七草です。秋の七草は、春の七草とは違って観賞を目的として選んだ秋草7種をいいます。ハギ,オバナ(ススキ),クズ,ナデシコ,オミナエシ,フジバカマ,アサガオです。日本の秋の花を代表するものとされます。だれが選定したという記録はありませんが、《万葉集》に載せられた山上憶良の7種の花の短歌にこの順序で詠まれているものを指すようです。これらのうち,アサガオは日本の植物ではなく,熱帯アジアの原産で,奈良時代にはすでに日本に移入されており,広く栽培されていそうですが、憶良の歌にいうアサガオはキキョウのことであるとされています。また江戸時代に好事家(こうずか)が「新秋の七草」を選んでいますが、リンドウ、オシロイバナ、トロロアオイ、ヒオウギ、ゴジカ、ユウガオ、カラスウリと、外来種なども取り入れられています。1935年(昭和10)ごろにも新聞に発表された別の「新七草」があり、それは、ハゲイトウ、ヒガンバナ、ベゴニア、キク、オシロイバナ、イヌタデ、コスモスでした。そのほか、「薬用秋の七草」として、オケラ、クズ、キキョウ、マンジュシャゲ、リンドウ、ヤマトリカブト、ミシマサイコが選ばれたこともあります。春の七草とはだいぶ趣の違ったものなのですね。
えにし看護師の役立つ情報のコーナー
「貧血」
貧血は色々な原因で起こりますが、最も多くみられるのが赤血球中のヘモグロビン合成に必要な鉄が不足して起きる鉄欠乏性貧血です。
鉄は体内での吸収が悪く、肉や魚など動物性食品に含まれるヘム鉄は15~25%。野菜、豆類、核類など植物性食品に含まれる非ヘム鉄は2~5%と非常に吸収率が低いです。
鉄を多く含む食品や調理方法を工夫して積極的に補う事が大切です。高齢者では、食事摂取不足による栄養失調からも招きます。
貧血予防に良い食事のポイント
・3色バランス良く規則正しく食べましょう。
・良質なたんぱく質(肉、魚、卵、乳製品、大豆製品など)を補いましょう。
・鉄の吸収率を高めるビタミンCを摂りましょう。
・鉄の吸収を阻害する食品(タンニン、アスコルビナーゼ、シュウ酸、炭酸など)を控えましょう。
・鉄の吸収を良くするには胃酸の分泌が必要です。よく噛んでゆっくり食べる。楽しく食べることで胃酸の分泌を促しましょう。
生活の質を上げるためにも貧血改善は大切です。
★行事もイロイロ★
9月 1日~30日 各種クラブ活動
9月 7日 誕生会
9月 11・12日 敬老会
9月 14日 ボランティア公演
9月 18・19日 季節の創作
10月1日 (月) ケア理容師による散髪(有料)
定員空き状況
定員27名
月曜日・・・7名
火曜日・・・10名
水曜日・・・7名
木曜日・・・9名
金曜日・・・8名
土曜日・・・6名
発行日