えにしんぶん2月号!!★
挨拶
立春とは名ばかりの厳しい寒気の日が続いていますが、春を実感できるのはまだ先のようですね。今月は旬の食材、“ふぐ”についてです。2月9日はフグの日。ふぐは、高級な食材として特に有名ですね。それと同じく毒をもっているという事も皆さんご存知だと思います。ふぐは色々な種類あり、トラフグ、シロサバフグ、ヒガンフグ、マフグ、アカメフグ、ショウサイフグです。ふぐが食された歴史はとても古いことがわかっています。なんと縄文時代には食べられていたそうです。 縄文時代の貝塚からふぐを食べている形跡が残っているのが見つかり、貝塚の中には色々な魚や貝の骨が発見されてその中にふぐも入っていたそうです。平安時代には書物の中にもふぐの名前が載っていて古くから食されていたようです。江戸時代に入って、一茶や芭蕉などがふぐを題材にしている句を多く残しています。この時代にはあまりにふぐの毒によって中毒死する人が多かったので「ふぐ禁止令」が出されたほどでした。明治時代には、法律により取締りが行われ、現在はふぐ毒について解明されています。 昭和には「食品衛生法」が制定され、ふぐ処理師免許などの資格も必要になりました。刺身として食されたのは幕末時代の下関、高杉晋作たちが食べたとされています。ふぐによって毒のある場所や毒の度合いも違います。それに、体中の全てに毒があるわけではありません。食用とされるふぐの肉の部分には毒はほとんど含まれていません。中にはサバフグのように無毒という珍しい品種もいます。ふぐの種類には、皮にも毒があるものもいます。フグの毒は青酸カリの1000倍以上ともいわれています。素人では、ふぐの調理は大変危険ですので「ふぐ調理免許」を持った料理人がいる料理店で食べましょう。
えにし看護師の役立つ情報のコーナー
「低温やけど」
低温やけどとは、自覚症状がないまま、皮膚の奥深くまで進行してしまう場合があります。一般的な火傷よりも重症化しやすいので気をつけましょう。電気毛布やヒーターを使用するときは起きている時だけ使いましょう。寝ている間は低温やけどになっても気づきにくく危険です。また、高温で使い続けると低温やけどになりやすい為、低い温度で使いましょう。湯たんぽは布袋に入れ、さらにタオルで包むと湯たんぽの表面温度が下がり、低温やけどをしにくくなります。寝たきりの方の場合は、ご本人の体に湯たんぽが触れ続けないよう、定期的に湯たんぽの位置を変え、布団や毛布などの上に置きましょう。「貼るカイロ」を使用する際は、直接肌に張らず、衣類の上から貼りましょう。長時間同じ所に貼ると低温やけどになる場合がありますので、時々場所を変えましょう。こたつや電気毛布、ヒーターストーブなどの暖房器具と一緒に使うとカイロがとても熱くなり、重症の低温やけどになる事がある為大変危険です。また、布団の中での使用も避けましょう。低温やけどは肌の奥が傷ついていることが多く、見た目より重症の場合があります。痛みや違和感があったり、肌が赤かったりする時は受診し、医師に相談しましょう。
★行事もイロイロ★
2月 1日~28日 各種クラブ活動
2月 3日 節分行事
2月 7日 お誕生会
2月 14・15日 おやつ作り
2月 19・20日 季節の創作
3月 6日(火) ケア理容師による散髪(有料)
利用空き状況
定員27名
月曜日・・・2名
火曜日・・・7名
水曜日・・・4名
木曜日・・・6名
金曜日・・・2名
土曜日・・・5名