えにしんぶん 7月号

挨拶

 

皆様、こんにちは。梅雨らしい天気が続いていますが、この時期体調を崩す方も多い様ですので体調 には充分お気をつけ下さいね。

 食欲が落ちる今頃は、そうめん、冷麦など口当たりの良い物が食べたくなりますね。

そうめんは、近代から西日本を中心に生産が盛んで全国各地で様々なそうめんが作られてきました。しかし一口にそうめんと言っても卵黄を加えたもの、製造に油を使用するもの、抹茶などを加えて練るものなど非常にバリエーション豊かです。他の麺類と比べて専門店(素麺屋なるもの)が極端に少なく、外食ではめったにお目にかかれないものと思われがちですが、しばしば食堂や蕎麦屋などのメニューにひっそりと影を潜めていることがあります。特にこの時期、お母さんがメニューを考えるのが面倒くさくなったときに高確率でそうめんが供されることもありますが、そのまま出しただけではビタミンBが欠けて夏バテになりやすいので、豚肉や野菜など他の具で補うと良いですね。

 そうめんと冷麦、何が違うのと思われる方も少なくないでしょう。

日本農林規格(JAS)の規定により、そうめんは角状直径1.3mm未満、植物油を塗って引き伸ばし日光にさらして乾かしたもの、冷や麦は角状直径1.3mm以上~1.7mm未満、細打ちにした麺をゆでて水で冷やしたものとされています。

 そうめんの中にはブランド化された有名なものもあります。揖保乃糸(兵庫県)、三輪そうめん(奈良県)が特に有名です。揖保乃糸は手延素麺という職人が機械に頼らず自分たちの手で練り伸ばして作る手法で製造されています。それゆえ非常に品質が良く、いくつかの等級に分けて製造、販売されています。

スーパーやカタログで見かける揖保の糸に関しては上級(そうめんを束ねている帯が赤)と特級(黒帯)があります。最高高品質のものは三神という等級に分けられ通常のスーパーに並ぶことありません。

 この近くでは、四日市の「大矢知そうめん」があります。

一度、食べ比べてみてはいかがでしょう。

 

えにし 看護師の役立つコーナー ~どっちシリーズ~

 

先月号の続き 

冷やした方が良いのは捻挫や打撲などで、急激な炎症が起きている時です。

急に肩が痛みだしたとか、腰をひねったなどして局所が腫れたり、熱を持っている時は患部の温度を下げて正常な血流に戻すことが大事です。熱っぽさがとれるまで冷やし、その後湿布薬を使うと良いですね。

 湿布薬は皮膚から消炎鎮痛剤をじわじわと染み込ませるものですので“温感”“冷感”がありますが、どちらも効果は変わりません。感触の好みで選ぶと良いと思います。

 痛みに対し、温めるのか冷やすのかは、患部を手で触ってみて熱くなっているかどうかが判断の目安になります。腰痛や膝痛といった慢性化した痛みについても、熱っぽさを感じたら冷やし、熱っぽさが治まれば温めて血行を良くするのが良いと思います。

ただし、いつもと痛みが違ったり、ひどくなってくるようであれば病院を受診した方が良いでしょう。

 

 

 

 

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