えにしんぶん令和2年8月号!!

挨拶

まだまだ蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今日は皆様ご存知のあの果物です。イチジクは「無花果」と書きますが、実際に花が咲かないわけではありません。イチジクの花は「隠頭花序(いんとうかじょ)」と呼ばれ、実の中に無数の白い花を付けます。花弁が外から見えず、花が咲かないように見えることから、「無花果」という字が当てられたのでしょう。ちなみに、一般的に食用にされている実の部分は、植物学的には果実ではなく、花軸が肥大化したものです。イチジクの実を切ると、中に白い粒々が付いているのが見えますが、これが先にもご説明した花の部分に当たります。つまり、私たちはイチジクの「実」ではなく「花」を食べていたんですね。イチジクは、低カロリー(100gあたり54kcal1、1個あたり38 kcal1)で栄養的に見ても魅力たっぷり。美容・健康に役立つ栄養素が豊富に含まれています。

  • いちじくには、水溶性食物繊維の一種である「ペクチン」が含まれています。ペクチンは水分を保持する性質があることから、小腸において、栄養素の消化吸収スピードを遅らせるのに役立ちます。

いちじく100gあたりには食物繊維が1.9g含まれており、そのうち0.7gが水溶性食物繊維、1.2gが不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は、腸の動きを盛んにし、便通を促す作用があります。

  • ナトリウム(塩分)の排出を促すカリウムを多く含み、塩分の採り過ぎによる高血圧やむくみの解消に役立ちます。
  • カルシウムは100gあたりに26mg含まれています。果実類のなかで比較すると、いちじくはカルシウムが豊富です。鉄分など、血液や骨の素となるミネラル分をバランスよく含み、貧血や骨粗鬆症の予防に役立ちます。
  • タンパク質分解酵素の「フィシン」を豊富に含み、消化促進や二日酔いの予防に役立ちます。

栄養豊富で身体にも嬉しいイチジク。とくに、旬の今しか食べられないフレッシュなイチジクは、まさに禁断(?)の美味しさ。ぜひ、この機会に味わってみてはいかがですか?

えにし看護師の役立つコーナー

「マスク熱中症予防」

脳卒中、とりわけ脳梗塞は暑い時期に多く発症することがわかっています。今の時期に多い脳卒中は脳の血管が詰まる「脳梗塞」です。暑いと脳の血管が詰まりやすい理由として、

①脱水によって体内をめぐる血液の量が減り、血管が詰まりやすくなる。

②脱水によって血液の粘りが増し、血のかたまりができやすくなる。

③暑さによって血管が広がり、血圧が下がることで血流が遅くなり、血のかたまりができやすくなる。

脳梗塞を防ぐには、水分補給が大事です。脳梗塞の前ぶれが見られたら周囲の人が異変に早く気付くことも大切です。

①顔の半分や片側の手足がひきつる、しびれる。

②うまく言葉がでない。ろれつがまわらない。

③うまく歩けない。ふらつく。

④片側の目が見えない。ものが二重に見える。

⑤激しい頭痛やめまいがする。

脳梗塞は、水分不足になりやすい睡眠中と起床後に発症しやすくなります。寝ている間、人は500mlくらいの汗をかいているといいます。起床前と起床後にはコップ1杯ほどの水分補給を心がけて下さいね。

★行事もイロイロ★

9月 1日~30日  各種クラブ活動

9月 7日        誕生会

9月 18・19日   敬老会

9月 28・29日   おやつ作り

ケア理容師による散髪は、

10月5日(月)(予定)

 

利用空き状況

定員25名

月曜日・・・4名

火曜日・・・8名

水曜日・・・5名

木曜日・・・8名

金曜日・・・6名

土曜日・・・2名

発行日現在

 

発行日