えにしんぶん 7月号!!
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、蒸し暑さも増してゆく中、皆様、水分摂取を忘れず熱中症には十分お気をつけ下さいますようお願い致します。
今月は今が旬、鮎についてです。
鮎は日本等のアジア圏に分布し、秋に生まれ約一年で寿命を終える命のはかない魚です。そのため「年魚」とも呼ばれ、その他の呼び名としては夏の間主食にコケを食べるため香りが良く「香魚」とも呼ばれています。また語源として秋に産卵の為川を下る所から、古語の落ちるという意味の「アユル」から来たものだとされています。次に漢字の由来としては、この魚が縄張りを作り独占する事から占めるの字が取られ鮎となったものや、魚へんに占うと書いて「鮎」と言う漢字の通り昔は占いにも用いられたと伝えられています。はるか昔の話になりますが、神功天皇が朝鮮半島に渡る前、肥前松山で「もし私の希望がかなうなら川の魚は針にかかるべし」とエサにお米をつけて神に祈願したところ鮎が釣れたので、神功天皇は無事渡航できたと言われています。また古くから貴族や武家社会で珍重され、日本の食文化の中でも重要な魚に位置づけられ、古事記の頃から続く鵜飼など伝統的な漁法も現代に受け継がれる所から、日本では世界で類をみない鮎との歴史や文化を感じます。秋口に川の中流域(瀬)で産卵し、仔魚となって海に下り、冬の間中河口域で過ごし、翌年の春先…体長約5~7cmになると一斉に上流を目指して遡上します。仔魚の時は主に水中のプランクトンを食べていますが、遡上した川では石に付く珪藻類(コケ)を主食とします。稚魚の時は、集団で過ごしていますが6月~9月(盛期)になるとそれぞれが川の石廻りに「なわばり」を持ち、特定のエサ場とします。鮎の口は特殊でこの珪藻類をかきむしる為に大きな櫛状歯となっています。盛期に川の石が黒々としてひかり、良く見ると鮎が食(は)んだ跡が、まるで矢羽根模様のようになっています。アユは、初夏から夏の季節を代表する食材として知られ、清涼感をもたらす食材です。特に初夏の若アユが美味とされ、若アユの塩焼きや天ぷらは珍重されます。また、産卵前の落ちアユも子持ちで美味しいという方も多いようです。
えにし看護師の役立つコーナー ~食中毒予防~
食中毒予防が出来る4つの食べ物!美味しく食べて予防しよう!
梅雨のジメジメした季節や真夏になると全国的に食中毒が増加します。毎年食中毒のニュースがテレビで流れていますね。特に体力のない小さなお子様やお年寄りにとって食中毒は命取りになる事もある恐ろしい病気です。ですから、手洗いや食品管理を徹底して、食中毒を予防している人が多いのではないでしょうか?もちろんこういった予防法はとっても有効です。しかし、食中毒を予防できる食べ物があるってご存知ですか?そこで今回、食中毒予防効果のある4つの食品をご紹介します。
<梅干し> 梅干しに食中毒予防効果がある事はとっても有名です。でも、中には迷信だと思っている方もいらっしゃいませんか?でも、梅干しの効果は実験により実証されているんですよ。その秘密は、梅干しに含まれている酸にあります。梅干しにはクエン酸をはじめとして、たくさんの酸が含まれています。これらの酸には殺菌作用があり、食中毒の原因菌を死滅させる作用があるのです。ですから、食中毒が多発する時期になったら梅干しを食べましょう。これだけで食中毒にかかるリスクを大幅に減らすことができます。 つづく
☆ 行事もイロイロ!!☆
7月 1日~31日 各種クラブ活動
7月 6日 誕生会
7月 7日 七夕行事
7月 12日・13日 すいか割り大会
7月 19日 ボランティア公演
8月 1日 ケア理容師による散髪(有