えにしんぶん 11月号!!

挨拶

冷え込みの強まる昨今、木々の葉も見事に色づく季節となりました。紅葉狩りの季節ですが、紅葉や黄葉はとても綺麗でついつい眺めてしまします。秋の過ごしやすかった季節も少しずつ寒くなり、朝晩身に沁みるようになってくると、もう少ししたら冬だなぁと思います。緑の葉っぱが減り始め、山には燃えるようなもみじの紅葉や黄色く色づいたイチョウの葉が目立ってきます。この季節ならではの風景ですが、しかしなぜ、今まで緑色だった葉が赤くなったり黄色くなったりするのか、疑問に思ったことはありませんか?改めて考えると不思議な現象ですよね。いったいこれはどんな仕組みになっているのでしょう。一年中葉が落ちないものを常緑樹、これに対して冬に葉を落とすものを落葉樹と言います。葉を落とすモミジ、カエデ、サクラ、ブナ、イチョウは紅くなったり黄色くなったりします。では、紅色になるものと黄色になるものの違いは?黄葉になるイチョウ等は、夏の間も黄色を表している色素(カロチノイド)が葉に含まれていますが、その色素以上に緑色の色素(葉緑素)が多くあり緑色に見えます。それが寒くなると木が休眠期に入り、水分や糖分の栄養がストップされるため緑色の色素が分解され、なくなっていきます。そして残っている黄色い色素のみとなるため、黄色に見えるのです。それに対し、紅色になるカエデなどは、夏の間は緑の色素のみですが、寒くなってくると葉の中にある糖分が紫外線を浴び、赤く変色します。木が休眠期に入るとイチョウの場合と同様に葉緑素が無くなって、結果的に紫外線を浴びて赤くなった糖分が残り、赤く見えるというのが紅葉の仕組みです。ちなみに日中の天気が良いと糖分が多く作れるのでより色づきます。11月中旬頃に黄葉し、10日くらい経つと落葉日を迎えます。カエデは11月中旬から下旬に紅葉し、12月初旬から中旬頃に落葉日を迎えます。

~えにし看護師の役立つコーナー ~ 

「風邪予防効果のある野菜」

風邪予防に野菜を食べる事が効果的なのは、わりとよく知られています。では、どんな種類のものが良いかというとビタミンを豊富に含む緑黄色野菜がお勧めです。ビタミンは人間の体を維持するための必要栄養素ですが、人間は体内でビタミンを作ることが出来ません。そこで外部から食べ物で摂取する必要があるのです。ニンジン、カボチャ、ほうれん草、ブロッコリー、小松菜、ニラ、チンゲン菜などが風邪予防の野菜として代表的です。これらは主にビタミンAを含み、ウイルスに対する抵抗力を向上させ、他の栄養素の効果をより高めるサポートとしての役割があります。風邪予防は食事の内容がポイントになりますが、それでも風邪をひいてしまったという場合には、ビタミンCが症状を和らげるのに効果的です。ビタミンCは上記野菜の他、ミカンなどの果物から簡単かつ、豊富に摂取することができます。

 

行事もイロイロ

11月 1日~30日  各種クラブ活動

11月 5日       誕生会

11月 4日・16日     ボランティア公演

11月 14日・15日  秋の創作活動

11月 24日・25日  おやつ作り

12月 5日      ケア理容師による散髪(有料)