えにしんぶん 8月号

うだるような暑さが続いていますが、水分、塩分などを補給し熱中症には十分にお気おつけください。

 夏の風物詩といえば「花火」。全国各地で花火大会が催され、大勢の人で賑わいます。ドーンと言う大きな音に心が踊り、夜空に花咲く色とりどりの輝きにワクワクしてしまいますよね。また、家族や仲間で思い思いの花火を選び、庭先でするのも楽しいものです。花火のもとである黒色火薬は中国で発明され、相手を威嚇したり火事をおこしたりする武器として使われていました。やがて通信手段のノロシが夜にも用いられるようになり、火薬を煌かせる技術が花火へと発展していきました。鑑賞用の花火は、14世紀にイタリアで作られたといわれ、その後、大航海時代と共に世界中に伝わっていったのです。日本へは1543年、種子島に火縄銃とともに火薬が伝来しました。そして戦乱がおさまった江戸時代になってから、観賞用の花火が登場してきました。1613(慶長18)年イギリス国王の使者ジョンセリスが、駿府城の徳川家康を尋ねたとき持参の花火を見せたという記録が残っています。1733(享保18)年、前年の大飢饉とコレラの大流行による死者の霊をなだめ、悪霊退散祈願のため8代将軍吉宗は「施餓鬼」を催し大川端で花火を打揚げました。これが世に言う両国の花火です。(現在の隅田川花火大会)花火を打ち上げるとき掛け声として「鍵屋」「玉屋」というのをお耳にされたことと思いますが、1659(万治2)年、伊賀(三重県)篠原村、弥兵衛という青年が江戸に上り、日本橋横山町に「鍵屋」を興します。葦の管に火薬をつめた花火を作り、大評判となったと伝えられています。江戸の豪商達は争って鍵屋に花火を打ち揚げさせました。1808(文化5)年ごろ鍵屋に清七という腕の良い番頭がおり、代々弥兵衛を名乗る鍵屋から暖簾をわけてもらい、両国吉川町に分家「玉屋」を興し、玉屋市弥兵衛を名乗ったそうです。

今後の近くでの主な花火大会予定 

○12~15日・22日コチラレーシングパワー花火(鈴鹿サーキット)

○15日あのう「光れ!しかけ花火」祭り 

○17日熊野大花火大会 

○22日亀山市関宿納涼花火大会

○23日四日市花火大会 

○9月6日まで長嶋温泉「花火大競演」

○9月12日伊勢神宮奉納全国花火大会

えにし看護師の役立つ情報コーナー ~どっちシリーズ②~ 日本人の長寿の秘密は性格によるもの!? ① 日本人は一般的に、真面目で粘り強いタイプが多いと言われてきました。このタイプは神経質で何事も頑張りすぎて、ストレスをためてしまう傾向にあるという性格です。このため、心筋梗塞などの病気を引き起こしやすく、長生きはできないと言われてきました。確かに、おおらかで細かいことを気にしない人の方が長生きできる印象はありますね。しかし、カリフォルニア大学のハワード・S・フリードマン教授が、長年の調査をまとめた書籍の中で、その印象を裏切る説が紹介されています。真面目な人ほど長生きするという説です。教授によれば、子供の頃から真面目な人は大人になっても変わらず、誠実さを持っていると言います。何でも慎重に考え、一度決めた事はやり遂げるなど堅実な生活を送っていることが多く、この誠実で慎重な行動をとっているからこそ生活習慣病にかかる例が少ないというのです。たとえかかったとしても真面目な人は医師の指示に従って、きちんと治療も受けようとするのでしょう。

 

次号につづく。

 

空き状況定員25名月曜日・・・0名火曜日・・・0名

水曜日・・・1名

木曜日・・・0名

金曜日・・・0名

土曜日・・・5名

発行日現在

☆行事もイロイロ☆

8月1日~31日      各種クラブ活動

8月 1日         長太天王まつり

8月 7日        誕生会

8月10日~12日   夏祭り

8月14日      朗読会

8月28日     カラオケ大会      

9月 1日    ケア理容師による散髪(有料)

 

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