えにしんぶん12月号!
挨拶
日も短くなり、いよいよ師走。普段と何も変わりがないのに気忙しく感じます。年末になると大掃除をする家庭は多いですよね。でも、年末の忙しい時に、どうして大掃除をするのでしょう?いつごろから大掃除の習慣が広まったのか気になりますね。大掃除とは、年末に普段より念入りに掃除をすることです。だいたい12月28日ごろ行われます。日本で「掃除」という言葉が使われるようになったのは平安時代のこと。迎える準備を始めることで、12月の宮中では欠かせない行事でした。これは「煤払い」大掃除もその頃始まったと言われています。大掃除は一年の煤を払い、お正月の神様をと呼ばれており、この「煤払い」が大掃除の原型です。今でも神社などでは年末の代表的な神事として煤払いを行うところが多くあります。こちらはテレビでもよく見かけますよね。江戸時代煤払いは、旧暦の12月13日に行われていました。「大奥」の煤払いが12月13日と決まっていて、それにならう事が多かったようです。なぜ12月13日なのか?ということについては、正月を迎える物忌みが始まるのが13日だったからだそうです。物忌みとは、方角や暦の凶日による災いを避けるため、一定期間身を清めて家に籠ること。大掃除にはもともと儀礼的、宗教的な意味合いがあったんですね。海外ではどうでしょう。中国では「春節」前に大掃除をするようです。お正月の前に大掃除をするという意味では、日本と同じですね。ヨーロッパでは「スプリング・クリーニング」といって、春に大掃除をするようです。確かに、暖かくなってからの方が掃除するにはいいかもしれませんね。アメリカでは、クリスマスの前には、いつもより丁寧に掃除をするお宅もあるとか。年末には、いつもより丁寧に掃除をして、新しい年を気持ちよく迎えたいですね。
えにし看護師の役立つコーナー
「ヒートショックにご注意を。」
寝室・トイレでのヒートショックにご注意を
冬は暖房の効いた暖かい部屋と寒い部屋、屋外を移動する機会が増えます。急激な温度変化は体への負担が大きく、思わぬ事故へとつながります。
ヒートショックとは、急激な温度変化による悪影響のことです。
体感温度が下がると血圧は高くなり、体感温度が上がると血圧は低くなります。
急激な温度変化によってこの症状が急に表れると、高血圧状態では脳卒中や心筋梗塞など。低血圧状態では失神が起きる危険性が高くなります。
ヒートショックによる事故は、大きな温度差を小さくすることで防ぐことができます。室温が下がりやすい脱衣所や浴室は特にヒートショックに注意が必要です。
トイレでは尿が体外へ出ることで体温が下がる為、ヒートショックの危険が高まります。対策としては、トイレに小型の暖房器具を置いたり、急な冷たさで体に負担をかけないよう、暖かい素材の便座カバーを使用する。布団から出るときに厚手の上着を羽織り温かくするなどの工夫をしましょう。また、排泄時いきむことで血圧、心拍数が上昇し、身体に負担がかかりますので、いきみ過ぎないように注意しましょう。
行事もイロイロ
12月 1日~29日 各種クラブ活動
12月 11・12日 季節の創作
12月 23日 ボランティア公演&誕生会
11月 25・26日 クリスマス会
12月 28・29日 忘年会
1月 9日(火) ケア理容師による散髪(有料)
利用空き状況
定員27名
月曜日・・・2名
火曜日・・・6名
水曜日・・・4名
木曜日・・・6名
金曜日・・・2名
土曜日・・・2名