えにしんぶん9月号!!

挨拶

じめじめと暑い日々が続いていますが、皆様お元気でしょうか。今回は彼岸花のお話を。秋のお彼岸の時期になると一斉に赤い花を咲かせる彼岸花は、別名「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれています。「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ・かんじゅしゃか)は、サンスクリット語で天界に咲く花「赤い花・天上の花」という意味です。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。サンスクリット語ではmanjusakaと書きます。どこか憂いを帯びていて、悲しげなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、「情熱」や「想うはあなた一人」といった花言葉があるように、天に向かって真っ直ぐに咲くその姿は力強く美しいものです。その品種は30種類以上もあり赤色だけでなく白やピンク、黄色の彼岸花も存在します。彼岸花はアルカロイドの一種リコリンを含む有毒植物で、そのため「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」などと呼ばれ、昔は活けたりすることはタブーとされていました。その反面、球根はでんぷんを多く含んでいるため食用可能で、毒は水にさらすと抜けるため、昔は飢餓に苦しい時に毒を抜いて食用にすることもあったそうです。田んぼの畦道に彼岸花が多いのは、その毒でモグラや野ネズミを防除するためだけではなく、飢饉に備えて植えたという説もあります。最近では彼岸花の花の美しさから、群生しているところが花の名所となり公園などでも植えられることが多くなりました。彼岸花の葉は花が終わってから葉が出てきます。冬になって周りの植物が枯れても、たわわにしげった葉っぱのままで冬を越します。他の植物は枯れたり、葉を落としたりするので陽が良く当たり、せっせと光合成して球根に栄養を蓄えます。普通の草花とサイクルが逆で初夏に枯れるので、夏場に他の植物が繁茂していて見苦しい時、管理のため草刈り機で刈り飛ばされても彼岸花には少しの影響もないのです。冬は他の植物もそれほど生長しないので、彼岸花は太陽の陽を独り占めでき、群落を作ることができるということです。美しいだけでなく、なかなかの頭脳プレーだと思いませんか?

 

えにし看護師の役立つ情報のコーナー

「夏バテ対策」

だるい、食欲がない、など、様々な症状が表れる夏バテ。夏バテには大きく分けて二つの原因があります。

① 自律神経失調による不調(気温、湿度の変化に対応できず、自律神経が乱れる る事により、倦怠感などの症状が出ます。) 

②脱水が進行して、初期の熱中症にかかっている。(嘔気やめまいなどは熱中症の症状といえます。)

夏バテになりやすい方として、胃腸など消化器の弱い方が挙げられます。消化器は神経と密接に関わっています。自律神経、迷走神経、交感神経、といったあらゆる神経が胃腸に絡みついているイメージです。腸内環境を整える事が夏バテ予防に繋がります。改善する一つの方法が食事です。特に乳酸菌を豊富に含むヨーグルトを持続して摂取すると、全身のだるさや疲労感といった夏バテの症状が改善される事がわかっています。食生活を変えると早ければ数か月で腸内環境が改善されます。質の良い睡眠、適度な運動などを心がけながら、夏を乗り切りましょう、

 

★行事もイロイロ★

9月 1日~30日   各種クラブ活動

9月 7日        ボランティア公演

9月 9日        誕生会

9月 17・18日    敬老会

9月 23・24日    季節の創作

10月 7日(月)ケア理容師による散髪

                 (有料)

利用空き状況

定員25名

月曜日・・・1名

火曜日・・・4名

水曜日・・・3名

木曜日・・・4名

金曜日・・・5名

土曜日・・・0名

発行日現在