えにしんぶん12月号!!

挨拶

随分、冬らしくなって来たと思われる今日この頃ですが、皆様、元気にお過ごしでしょうか。今月はお正月の「しめなわ」についてです。しめ縄を漢字で書くと「注連縄」となります。注連縄の”注連(しめ)”とは、場所と場所の境界を分けて立ち入りを禁じる標示を意味していて、「注連縄」とはそういった場所を意味しています。神社神道では、一般的に、しめ縄は神域と現世を隔てる境界・結界としての役割を帯びています。つまり、しめ縄で囲まれた場所や物は神域であり、神様の宿る場所や物であることを意味しています。しかし、その起源や由来はどこにあるのでしょうか。それは「天岩戸(あまのいわと)」伝説がしめ縄のルーツだとする説があります。天岩戸から天照大神(アマテラスオオミカミ)が出てきた際に、太玉命(フトダマノミコト)が天岩戸をしめ縄で塞いだとされる説です。しかし神域を意味するしめ縄で岩戸を封印したというのも疑問がないではありません。しめ縄が神域を意味するのであれば、神である天照大神ならば出入りできるのではないでしょうか。もうひとつは、神社がしめ縄を張りめぐらせるのと同じ理由で、自分の家が年神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所であることを示すために、しめ縄やしめ飾りを結界として施すことで、その内側が清らかな場所となり、年神様が安心してきてくださるのではないかと考えたからという事です。しめ飾り(注連飾り)というのは、しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものをいいます。代表的なのが、神様の降臨を表す「紙垂」(かみしで/しで)、清廉潔白を表す「裏白」、家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」、代々栄えるよう願う「橙」などです。そして、年神様をお迎えしたあとの事となりますが、しめ縄に限らずお正月の縁起物は1月15日の小正月(こしょうがつ)に行われる「どんど焼き」という行事で処分するのが一般的です。神道的にはどんど焼きには無病息災を祈る意味があるそうです。しかし、しめ縄は、地方によっては(伊勢地方のように)一年中玄関先に飾っているところもあるそうです。

えにし看護師の役立つ情報のコーナー

「入れ歯」

今回は皆様の身近なものでもある、入れ歯についてです。新しい入れ歯ができて間もない方もいらっしゃると思います。すぐに何でも食べられるか、といえば残念ながらできたばかりの入れ歯は口になじまず、傷ができてしまう事がよくあります。これは新しい靴をはいて靴擦れができるようなもの。靴は柔らかいので、履いているうちに少しずつ足になじんでくれますが、入れ歯は硬いので自然にはなじんでくれません。最初のうちは大変かもしれませんが、毎日使いながら歯科医に少しずつ調整してもらう事で、徐々に自分に合う入れ歯になっていきます。逆に今までなじんでいた入れ歯が痛くなったりゆるくなったりする事があります。それは時間とともに入れ歯や口の中の状況が変化していくからです。入れ歯はプラスチックの材料でできているので、使っているうちにかみ合わせ部分がすり減ったり、材質そのものが劣化したりします。また、加齢により、歯茎がやせる事で、入れ歯の内面と土手との間にすき間ができます。こうした事から、今までなじんでいた入れ歯でも様々な不具合が生じるようになります。入れ歯に違和感を感じたら歯科を受診しましょう。美味しく食事をとるのも、元気に長生きする秘訣といえます。

★行事もイロイロ★

12月 1日~28日  各種クラブ活動

12月 12・13日   季節の創作

12月 24・25日   クリスマス会

12月 27・28日   忘年会

1月 7日(火)ケア理容師による散髪(有料)

 

利用空き状況

定員25名

月曜日・・・0名

火曜日・・・4名

水曜日・・・2名

木曜日・・・4名

金曜日・・・4名

土曜日・・・0名

発行日現在